【ウコン栽培がバッチリわかる!土壌改良と植え付けから収穫、保存まで】春・秋・紫と黒ウコンも!?初心者でも分かるやり方

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ウコン栽培2年目のアイキャッチ ウコン

少しずつ暖かくなってきて外での作業が楽になってきたので、そろそろ畑仕事をしようと思います

2021年11月17日に掘り上げ収穫して種芋用に保存していたものの植え付けです

栽培したウコンの収穫と保存方法をYouTubeで公開中!

他にもたくさん動画をあげていますので『ゆる~っとものづくり』のチャンネルより

高評価・チャンネル登録、是非よろしくお願いします♪↓↓↓

ゆる〜っとものづくり
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保存していた種芋はどうなっているでしょうか?

  • 結局、保存方法はどれが良かったの?
  • ウコンの植え付けってどうやるの?
  • 2年目以降に注意することは?

去年初めてウコンを栽培して気付いたことがあったので、それらを改善して植え付けていきます

実際、やりやすくなって時間短縮になりました♪

この記事では、

  • 最適なウコンの保存場所・方法
  • 植え付け2年目の注意点
  • 土壌改良の仕方
  • ウコンの植え付けのやり方・コツ
  • シルバーマルチの簡単な敷き方

を画像を交えて紹介します

2年目も元気なウコンがたくさん採れるよう愛情いっぱいに育てていきましょう♪

ウコン栽培2年目!土壌改良と植え付けの10のポイント

  1. ウコンの種芋は絶対に冬の寒い外気に触れないように保存する
  2. 去年ウコンを植えたところにはショウガ科以外の植物を植え、ウコンは別の場所に植える
  3. 2年連続同じ場所に植え付けをするときは事前に畑の土壌改良をする
  4. 土壌改良には糖蜜ともみ殻燻炭を撒く
  5. 植え付けるときに土壌が酸性であれば、草木灰またはもみ殻燻炭を撒いてアルカリ側に傾ける
  6. 根がはるので幅80cmの広めの畝を作る
  7. 畝の上の部分を平らにする
  8. シルバーマルチをシワを伸ばすように敷き、端に土をかぶせて踏み固めて止める
  9. ウコン同士の間隔が30cmになるようにシルバーマルチにウコンを植えるための穴を開ける
  10. 深さ5㎝の穴を掘り、ウコンを1つずつ横置きで入れ土をかぶせる
まりも
まりも

桜も咲いて暖かくなってきたから、そろそろウコンを植えたいなぁ

ちぃ
ちぃ

保存してたウコンはどうなってるかな?

まりも
まりも

去年は病気になったウコンもあったよね

ちぃ
ちぃ

同じところに植える場合は土壌改良しないとダメみたいだよ

ウコン栽培:畑の土壌改良

ウコンのキャラクターがもみ殻燻炭を畑に蒔くイラスト

2022年3月2日

暖かくなり始めたので、今年は去年よりも1か月早い3月末にウコンを植え付けようと思います

さてさて、2021年11月17日に掘り上げて保存していた種芋はどうなっているでしょう?

保存場所の違いによるウコンの種芋の保存状態

風通しのいい駐輪場に吊るして保存していた種芋は、乾燥しまくってまるでミイラになったようでした

倉庫に新聞紙を広げて並べていた種芋、室内で霧吹きをかけていた種芋は同様にみずみずしい状態です

春ウコンと秋ウコンはみずみずしかったですが、紫ウコンは何故か乾燥が強かったです

外気にさらされていた種芋は乾燥しすぎていて、倉庫保存と室内保存はみずみずしいというのを比較した写真

駐輪場はサフランの球根の保存で使った場所と同じだったので大丈夫と思ったのですが・・・

サフランは保存期間が春から夏にかけてですが、ウコンは冬だったので乾燥しすぎてしまいました

倉庫や室内では良好な保存状態でしたが、紫ウコンのみ乾燥が強かったです

結論としては、

絶対に冬の寒い外気に触れないように保存すること!

次回は、土の中で保存する方法も試してみようと思います

↑↑後述していますが、実はこの土中保存が大正解!

ウコン栽培:糖蜜ともみ殻燻炭を撒く

ウコンを2年連続同じ場所に植えてしまうと病気になりやすくなってしまいます

しかも去年は春ウコンに病気が発生してしまいました(=_=)

去年ウコンを植えたところには、

ショウガ科以外の植物を植えると土壌が改良され、病気が発生しにくくなります

ですが、

ウコンを別の場所に植えるとなると、そんなに植える場所がありません・・・・

なので土壌改良をして安定させてから植え付けをしようと思います

ウコン畑の土壌改良に必要な材料・道具

糖蜜、もみ殻燻炭、大きいバケツ、ジョウロ、鋤(すき)

糖蜜の本体には画像では見えづらいですが、『EM菌群(有用微生物群)の培養および活性化のための資材です。』と書いてあります

糖蜜を畑に撒くとEM菌群により土壌が改良されて弱った作物が健やかに育つようになります

大きいバケツの中に糖蜜の原液を入れ、水で3倍希釈してよく混ぜましょう

(今回は原液500㎖使いました)

ウコン栽培、糖蜜を希釈した写真

ウコンを植え付ける場所にジョウロで撒き、全体に広がるように鋤でよく混ぜます

糖蜜を撒いて畑の土を全体的に混ぜている写真

次に、もみ殻燻炭2ℓを全体に広がるように撒き、安定するまで2~3週間くらいおきます

なぜ撒くかというと、

【ウコンの植え付け】ネット検索だけでは分からない!?初心者でも出来る育て方のポイントにも書きましたが、

ショウガ科は土壌をpH6.5~7.0にすると良いのですが、日本は雨が多いので土壌が酸性に傾いています

もみ殻燻炭は土壌をアルカリ側に傾けるので撒きました

その他にも、もみ殻燻炭には様々な効果があります

  • 土壌をアルカリ性に傾ける
  • 土壌をふかふかにする
  • 保温、断熱性を高める
  • アブラムシ等、害虫を忌避する     など
もみ殻燻炭を畑に撒いている写真

ウコン栽培:植え付けの仕方

ウコンの植え付けのイラスト

3月24日

いよいよウコンの植え付けです

ウコンの植え付けに必要な材料・道具

ウコンの種芋(春ウコン・秋ウコン・紫ウコン)、草木灰(今回は酸性に傾いていたので使用)、

シルバーマルチ、木材(畝を平らにするために使用)、1.5ℓペットボトルを切ったもの、

カッター、鋤、シャベル、メジャー、ハサミ、軍手

雨がいっぱい降ったせいか、酸度計で土壌の酸度を量るとpH5.8だったので草木灰を撒きます

※もみ殻燻炭でもいいです

成分は、リン酸・カリウム・石灰などで土壌をアルカリ側に傾け、微生物の活動が活発になり病気になりにくくなります

また、害虫忌避としても有用です

草木灰を畑に撒いている写真

次に畝を作ります

ウコンは根が張るので幅が80cmの広めの畝にしましょう

今回は個数的に4列の畝を作りました(本当はもっと畝を作りたかったのですが場所がないので)

大体地表から5cm位のところにウコンを植えるので畝の高さはいりません

幅80㎝の畝を作った写真

シルバーマルチを敷きやすくするため、畝の上部を真っすぐな木材などを使って平らにしましょう

去年は芽が生えてから敷きましたが、大変だったので今回は先に敷きます

一人がシルバーマルチの端を持ち、もう一人が広げていくという感じで2人でやると楽です

去年使って残っていたシルバーマルチを使います

パッケージにも書いてありますが、シルバーマルチにはシルバーの反射により地温抑制効果(地温上昇を抑える)があります

その他の効果として、

  • シルバーの光反射によりアブラムシ等の害虫忌避
  • 地表を覆うことにより土の乾燥防止
  • 覆うと日光を遮断するので雑草が生えるのを抑える
  • 雨による泥はね防止               など
シルバーマルチの写真

去年は杭を使ってシルバーマルチを止めましたが、今回は土をかぶせて止めます

ベットにシーツを敷くようにシルバーマルチをピンッと張ってシワを伸ばしましょう

畝の上を平らにしたので、やりやすいです

シルバーマルチの端の部分が出ない様に土をかぶせて踏み固めます

このやり方だと簡単で綺麗に出来ました!!

シルバーマルチのシワを伸ばして、取れないように端を土で踏み固めた写真

シルバーマルチにウコンを植えるための穴を開けます

ウコン同士は30cm間隔に植えるので、ペットボトルを切ったものとカッターを使ってメジャーで測りながらやると簡単に出来ました

シルバーマルチに30㎝間隔で穴を開けている写真

シャベルを使って土を掘り、深さ5㎝の穴を作ります

各々に種芋を横置きで入れ、土をかぶせましょう

1穴に1つずつがいいですが、場所がないので今回も2~3個入れてしまいました

きっと去年のようにギュウギュウになるでしょう・・・

ウコンの種芋を横置きで穴に入れ土をかぶせた写真

植える場所が少なすぎて、結局1つの畝に2列という暴挙に出てみました・・・

植え付け終了です!!

作業の改善・改良をしたことで、去年より簡単に早く終わりました

右から2つの畝が春ウコン、左の2つの畝が秋ウコン、一番左の畝の杭(緑の↓)から奥が紫ウコンです

ウコンの植え付けが完了した写真

4月20日

今日は黒ウコンを植えます

黒ウコンも植え付けが3~5月頃なので、ちょうどいい時期です

黒ウコン
(黒ショウガ:クラチャイダム)
サツマイモの皮のような紫色
黄色の色素のクルクミンは含まないが、11種類のフラボノイドを含む
赤・青・紫などの色素のアントシアニン(フラボノイドの1種)を多く含む
夏から初秋に紫色の花が咲く
収穫は12~4月頃

今回植える黒ウコンの種芋は13個

紫ウコンの畝の後ろの4箇所は黒ウコン用に開けておいたので、そこに植えます(黄色の矢印)

4箇所だけでは足りないので、もう1つ畝を作って全て植え付けました

黒ウコンを植え付けた写真

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それぞれ、どう成長するのか楽しみです(≧▽≦)

成長の経過と収穫については追記していきます

最後にもう一度、

ウコン栽培2年目!土壌改良と植え付けの10のポイントをおさらいします

  1. ウコンの種芋は絶対に冬の寒い外気に触れないように保存する
  2. 去年ウコンを植えたところにはショウガ科以外の植物を植え、ウコンは別の場所に植える
  3. 2年連続同じ場所に植え付けをするときは事前に畑の土壌改良をする
  4. 土壌改良には糖蜜ともみ殻燻炭を撒く
  5. 植え付けるときに土壌が酸性であれば、草木灰またはもみ殻燻炭を撒いてアルカリ側に傾ける
  6. 根がはるので幅80cmの広めの畝を作る
  7. 畝の上の部分を平らにする
  8. シルバーマルチをシワを伸ばすように敷き、端に土をかぶせて踏み固めて止める
  9. ウコン同士の間隔が30cmになるようにシルバーマルチにウコンを植えるための穴を開ける
  10. 深さ5㎝の穴を掘り、ウコンを1つずつ横置きで入れ土をかぶせる

少し乾燥してしまった紫ウコン、場所が無くて2~3個一緒に植えてしまったなど、

心配事はありますが・・・

初めて掘り上げたウコンの種芋を植え付けてみて、作業自体は改善されて簡単に出来るようになりました

果たして今年も無事芽が生えるでしょうか?

また6月あたりまでドキドキで待ちます

追記

ウコン栽培:ウコンの成長と経過

ウコン種芋のキャラクターが畑の手入れをしているイラスト

春ウコン・秋ウコンの発芽

5月18日

いい天気が続かず、梅雨の走りのような季節になってきました

庭や畑の雑草がグングン伸びてきたので、草取りをしようと思います

ウコンの畝にも小さい雑草が生えています

一つ一つ雑草を抜いていると・・・!?

春ウコンと秋ウコンの芽が出た写真

春ウコンと秋ウコン1つずつですが芽を出していました!!

今年は植え付け時期を去年より1か月早くしたので、芽が出るのも1か月早かったようです

植え付けると芽が出るまで心配ですが、これで一安心♪

5月25日

さてさて、芽が出てから1週間、ウコンはどうなっているでしょうか

春ウコンと秋ウコンの葉が開いている写真

もうこんなに葉っぱが開いています(*^-^*)

他にもたくさん芽が出ていました

ですが、紫ウコンと後から植えた黒ウコンはまだまだ芽を出していません

たくさん雑草が生えているので地道に取りつつ、気長に待ちます♪

追記

黒ウコンの発芽

6月19日

5月からずっと草を取りつつ成長の様子を見てきたウコン

今はどうなっているでしょうか・・・

春ウコンと秋ウコンは、ほとんどのところから芽を出し大きく育っています

春ウコンと秋ウコンはほとんどが芽を出している写真

心配していた紫ウコンはというと・・・

全く生えていない紫ウコンの写真

ゼロ!!

全く生えていません

やはり保存のときに乾燥させすぎてしまったのが原因だと思われます(=_=)ガックリ

黒ウコンはというと、

ほとんどのところで芽が出ていました

芽の色がピンク~赤みがかっていて、他のウコンとは全然違う見た目でビックリです!

黒ウコンが発芽した写真

追記

黒ウコンの開花

7月6日

草取りをしつつ、ウコンの様子を見てきました

予想外に梅雨が早く開け、暑さが続いたせいかウコンの葉が少し枯れてしまったことに気付きました

これはより一層、水やりを頑張らないといけません

春ウコンと秋ウコンと黒ウコンの成長と経過の写真

朝に黒ウコンの花が咲いていたと夫に聞いたので探してみると、なかなか見付からず・・・

やっと発見した時に、なぜ見付けにくかったか分かりました

午後に見に行ったせいかしぼんでしまっていたためです

黒ウコンの花がしぼんでしまっている写真

7月7日

昨日、黒ウコンの花がしぼんでいたため今日は午前中に花を見に行ってみます

すると、少ししぼみ気味ではありますが咲いているのを発見しました!!

去年咲いた秋ウコンは大きな葉っぱに隠れるように咲いていましたが、黒ウコンは更に控えめで小さくて可愛いスミレのようなお花です

場所も下の方なので、見逃してしまいそうな感じです

黒ウコンの花と秋ウコンの花を比較した写真

葉っぱが少し枯れてしまったので心配でしたか可愛いお花をつけてくれてホッとしました

これからは、

より一層、水やり、害虫や病気に注意しつつウコンを育てていきます

7月25日

連日暑い晴れの日が続いていたと思ったら、今度はどしゃ降り続き・・・

畑の水やりの心配はないですが、そろそろ晴れてほしいと思っていると猛暑日

そして晴れるとまた水やりの日々です

こんな天気でも畑のウコンちゃんたちは順調に成長しています

7月25日の畑のウコンの成長状況の写真

晴れた日には水やり、

害虫忌避のトウガラシ液スプレー、植物の活性・健康のための木酢希釈液を株の周りに散布しつつ成長を見守ります

8月3日

水やりや草取りをしつつウコンの成長を見守っていたら、

また春ウコンに病気のような兆候が見られました

畝の前方3株を見てみると、茎の下の方に茶色に変色した部分を発見!

葉も枯れています

葉が枯れて茎が変色した春ウコンの写真

去年の青枯病のときには、

茎の変色を発見して掘り起こしてみると種芋も茎もグズグズに柔らかくなっていました

今回もそうなっているのでは!?

と慌てて、畝の一番前の株を掘り起こしてみます

ですが、種芋に影響はなく茎を触ってもグズグズしていませんでした

そのため、枯れた葉を取り除き

もう一度植え直して様子を見ることにしました

掘り上げた茎が変色した春ウコンと去年病気になった春ウコンの種芋の写真

他の2株も触ってみると茎が硬かったので、

掘り起こさず枯れた葉を取り除いて様子を見ることにします

茎か変色した春ウコンの枯れた葉を取り除いた写真

今後も変色した株はもちろん、

ウコン畑全体の状態に注意していきます

8月24日

今日やる作業は、ウコンを元気に大きく育てるための追肥!

雑草を取ってから、株元に魚粉入りの肥料を撒き水をあげていきます

6月にも追肥をするのですが忘れてしまいました(;’∀’)

大きくなぁれ~♪

全てのウコンに追肥した写真

9月14日

畑のウコンの様子を見に行くと、全体的に大きくなっていて密集していました

花はまだ咲いていませんでした

草取りと水やりをして、様子を見つつ育てていきます

この大きな葉を使ってウコンの葉の蒸しケーキを作りました↓

【ウコンリーフ蒸しケーキ】ほんのり香ってエキゾチック♪甘さ控えめ簡単お菓子の作り方

9月の畑のウコンは大きく育っているが花は咲いていない写真

秋ウコンの開花

ウコンが開花したイラスト

10月5日

ずーっと待ちに待った日

去年に引き続き、遂に秋ウコンの花が咲きました

他のお花に比べると咲いている位置が特徴的で、茎の途中で間に挟まれるように咲いています

大きく密集した葉っぱの中に、ひっそりと可憐です

更に元気に成長し、大きなウコンになるようにお世話をしていきます

秋ウコンの花の写真

春ウコン・秋ウコン・黒ウコンの掘り上げ~収穫と保存~

ウコンの種芋のキャラクターがウコンを掘り上げているイラスト

11月29日

そろそろウコンの葉が枯れてきたので収穫をしていきたいと思います

量が多くて全てのウコンを一度に収穫できないので、今回は一番葉が枯れている春ウコンです

畑の春ウコン、秋ウコン、黒ウコンの現在の状況の写真

ウコンは茎の根元に広がるように付いているので、傷付けないように株元より離れたところにスコップを入れます

土の深くまでスコップをさして優しく掘り上げてください

全部掘り起こして見ると、しっかりウコンが育っていたので安心しました

ウコンは染色用として乾燥粉砕保存するものと、来年の種芋用に分けます

春ウコンを掘り上げた写真

去年は自転車置き場・室内・倉庫に保存しましたが、

自転車置き場は乾燥しすぎてうまく保存できませんでした

去年の収穫と保存方法に関しては、

【ウコンの掘り上げと収穫】春ウコン・秋ウコン・紫ウコン♪初心者でも分かる収穫後の処理と保存方法

を参照してください

今年の保存方法は、倉庫と土の中で比べてみたいと思います

また去年は土を落として保存しましたが、今年は乾燥防止のため土は付いたままです

土の中で保存する方法は、

まず深めに穴を掘り、そこに新聞紙を広げて敷きウコンを入れます

土に穴を掘り新聞を広げて、そこに掘り上げた春ウコンを入れた写真

上から広げた新聞紙を被せて、くるむように包みます

その上に土をかぶせて、シルバーマルチをして完成です

春ウコンを新聞でくるむようにして土に埋め、シルバーマルチをした写真

12月7日

春ウコン収穫から1週間、秋ウコンの葉もだいぶ枯れてきました

秋ウコンの葉の写真

今日は秋ウコンと黒ウコンを収穫します

秋ウコンを掘り上げてみると、株元にたくさんなっていました

この時点で春ウコンに比べて色が濃いのが分かります

今年はたくさん収穫できたので嬉しいです

秋ウコンも春ウコン同様に、染色用として乾燥粉砕保存するものと来年の種芋用に分けて保存します

掘り上げた秋ウコンを土に埋めた写真

次は黒ウコンです

春ウコンや秋ウコンのように株元にはえているのかな?それとも全然違うのかな?

とワクワクしながら掘り上げていきます

掘り上げてみると株元にも周りにも、いくら掘っても何も出てきませんでした

明らかに実をつけていません

なぜだろう?もっと気温が高い地域じゃないと育たないのか、他に原因があるのか・・・

色々対策を考えて来年も挑戦しようと思います

掘り上げた黒ウコンの写真

株元にある種芋と茎の根元を洗って切ってみると色素が採れそうだったので、

染色用として乾燥保存しようと思います

黒ウコンの種芋と茎の根元を切った写真

ウコンを乾燥粉砕保存する

収穫したウコンの土を綺麗に洗い流して皮をむきます

掘り上げた秋ウコンを水で洗って皮をむいた写真

皮をむいたウコンを地道にスライスします

皮をむいた秋ウコンをスライスしている写真

スライスしたウコンを乾燥させる

去年はゆっくり自然乾燥させていました

今年は収穫量が多かったので、フードドライヤー(食材乾燥機)を使います

使用したのは、

『Belle Life  Food Dryer

 (ベルライフ フードドライヤー)BLF-400LCD』

セット内容は、

本体、トレイ5段(追加可能)、フタ、マジックシート、万能トング、真空パック、取扱説明書、レシピ集

レシピ集には、ドライフルーツ・ビーフジャーキー・干し芋の作り方が載っています

別売りのトレーでエナジーバーも作れます

食材乾燥機セットの写真

一番下のトレイにマジックシートを敷きます

マジックシートの主な用途は、

  • 水分が多い食材を乾燥する際に下に垂れてしまう水分の貯蔵
  • 糖分が多い食材の固まった糖分が直接トレイに付かないようにする
  • 小さい食材の落下防止
一番下のトレイにマジックシートを敷いている写真

トレイにウコンを重ならないように並べてフタをします

※重なったり、あまりギュウギュウに並べすぎると乾燥しづらくなるので注意してください

スライスしたウコンをトレイに並べて本体の蓋をした写真

電源プラグをコンセントにさして電源ボタン(一番上のボタン)を押すと液晶に時間と温度が表示されます

SETボタン(一番下のボタン)を押すと時間表示が点滅するので、調節ノブ(右側)で時間を設定してください

食材の乾燥時間を設定している写真

もう一度SETボタンを押すと温度表示が点滅するので調節ノブで温度を設定し、

スタート/ストップボタン(真ん中のボタン)を押すと乾燥が始まります

乾燥時間中に一時的に中断したい場合は、スタート/ストップボタンを押すとスタンバイ状態になります

再開するには、もう一度スタート/ストップボタンを押してください

完全に中止する場合は、電源ボタンを押すと乾燥が停止し、液晶画面も消えます

食材の乾燥温度を設定している写真

トレイの下の段が乾燥しやすいので、

乾燥時間の途中で上の段と下の段のトレイを入れ替えると均一に乾燥できます

乾燥が終わったら、

ウコンを手で割ってみて『おかき』のようにパキッと割れれば完全に乾燥している証拠です

パキッと割れなければ乾燥時間を追加してください

ウコンが完全に乾燥しているか確認している写真

使用後はフタやトレイは中性洗剤で洗い、充分に水で洗い流します

その後、乾いたタオルなどで拭き取りしっかり乾かしてください

本体は、水で濡らしてよく絞ったタオルなどで拭いた後、乾いたタオルで拭き取ります

しっかり乾かしてから保管してください

乾燥したウコンを食品ミルで粉砕する

今回使用したミルは去年と同様、

『Iwatani クラッシュミルサーIFM-C20G』

セット内容は、

本体、スイッチカバー、容器フタキャップ、大容器、小容器、カッターユニット、取扱説明書、レシピブック

大容器はスープやスムージーに使うものなので今回は使いません

レシピブックには、フラッペ・シャーベット・ふりかけの作り方が載っています

食品ミルセットの写真

小容器のMAXの線を越えないように乾燥したウコンを入れ、カッターユニットをしっかり閉めます

ミルの容器に乾燥したウコンを入れてカッターユニットを取り付けた写真

本体の電源プラグをコンセントにさします

※粉砕の時は振動や音が出るので、折りたたんだタオルなどを本体の下に敷いて作業をするといいです

カッターユニットを付けた小容器をひっくり返して、本体の溝に合うように差し込みます

スイッチカバーを本体の溝に合わせて、上から手で押すと粉砕が始まります

15~20秒押したままにしましょう

ウコンの入った容器を本体にセットした写真

粉砕が終わったら、本体から小容器を抜いてカッターユニットを取ります

※粉がたくさんついているので、カッターユニットを取るときは軽く揺らしたり、優しく叩いて粉を落としましょう

粉砕し終わったウコンの写真

手軽に簡単にウコンが粉に出来るので便利です

ミルサーは使用後、

本体が汚れてしまった場合は固く絞った濡れフキンで拭き取ります

容器と刃が付いた蓋は水と中性洗剤を入れてミルサーした後、水洗いをしてよく乾燥させてからしまいます

刃を外して洗わなくてもいいので安全でお手入れも簡単!

春ウコン、秋ウコン、黒ウコンの粉を並べるとカラフルで可愛いです

粉砕した春ウコン、秋ウコン、黒ウコンの写真

我が家で収穫した秋ウコンを使ってゴールデンラテも作ってます↓

今回、黒ウコンは収穫できず、種芋と茎の根元の色素から染色用の粉を作りました

次回は、色々対策を考えて黒ウコンが収穫できるようにしたいと思います

春ウコンと秋ウコンは、

染色用の乾燥粉砕保存と来年の種芋用に保存することにしました

種芋用は、倉庫に保存と土中に保存の2種類の方法を試しています

どちらがよりいい方法か、来年の植え付け時に掘り起こすのが楽しみです

追記

ウコンの最適な保存方法(土中で保存した時のウコンの状態)

2023年3月8日

去年の11月29日に春ウコン、12月7日に秋ウコンの種芋を土中に保存し、

この日までずーーーっと放置していました

土の中のウコンはどうなっているでしょうか?

畑の土壌改良をするので、ついでに掘り起こしてみます

先ずは春ウコンから・・・

シルバーマルチをはがすとマルチの下は水分が保たれているのが分かります

土に埋めた春ウコンにかぶせていたシルバーマルチをはがしている写真

中のウコンを傷付けないように、そーっとスコップで優しく土をどかしていきます

上に敷いていた新聞が見えてきたので手で掘っていくと、たくさんの春ウコンが出てきました

状態を見てみると、ウコンを収穫したときとほぼ同じような瑞々しい状態で保存されていることが分かります

土から掘り起こした春ウコンの写真

次は秋ウコンです

掘り起こして見るとこちらも乾燥知らずで腐ったりカビたりもせず、元気な状態のウコンでした

土に埋めた秋ウコンを掘り起こした写真

種芋の状態でも春ウコンは黄色っぽく、秋ウコンはオレンジっぽいのが分かります

掘り起こした春ウコンと秋ウコンの写真

倉庫で保管していた種芋と比較してみると、

土中の種芋が瑞々しかったのに比べ、倉庫の種芋は表面がシワシワで明らかに乾燥しているのが分かります

去年のウコン栽培では、倉庫の種芋くらいの乾燥であれば発芽し収穫することが出来ました

ですが、瑞々しい種芋の方がより望ましいのでウコンの種芋は土中保存が最適です

倉庫保存と土中保存のウコンを比較した写真

初めて植え付けたときに比べると、ウコンの栽培について知識が付いてきた気がします!

三毛猫が笑っているイラスト

ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪

農業:ウコン栽培一覧

春ウコン・秋ウコン・紫ウコン・黒ウコンを栽培しています
植え付け土壌改善・害虫対策成長の経過・病気
掘り上げ・収穫栽培2年目

農業:サフラン栽培一覧

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