おうち時間が増えてきて、リメイクやハンドメイドをやってみたい!という人が増えています
自分で草木染めした布を使って、
更に本格的なものにしたいと思う方も多いのではないでしょうか?
私もハンドメイドをするなら布から染めてみよう!と思い立ち
いざネット検索をしてみると、こんなことに困りませんでしたか?
- 記事によって内容が違う
- 1つのサイトでは解決できない
実際、私もおうち時間で以前から興味を持っていた草木染めをしてみたいと思い、
ネット検索や専門書を見てみようと思いました
ですが、
ネット検索も専門書もサイトや本によって、やり方や道具が違ったり欲しい情報が微妙に無かったり・・・
結局ネットサーフィンや色々な本を調べたりと、始める前に調べるだけで疲れ果ててしまいました
何故こうなるかというと、次のことが原因と考えられます
- 記事のほとんどが本格的にやっている人向け
- 専門用語が多い
- 細かい説明が抜けている
今回使用するのは調味料のターメリックという香辛料!
スーパーなどの調味料コーナーで気軽に手に入るので、いつでも染色を楽しめます
またターメリックは、くっきりと安定した色が出せるので自由研究にもオススメの材料です
※ターメリック染めは煮染めで火を使うので、お子さんが染める場合は必ず保護者と一緒に染色をしてください
※火の扱いには十分に注意するようお願い致します
この記事では
- 初心者でも分かる調味料ターメリックを使った草木染めのやり方
- 草木染めをするときのポイント、方法
を画像を交えて紹介します
実際、自分も初心者でネット検索では分かりにくいところがあったので、
あらゆるものを調べて、この記事のみで草木染めが綺麗に出来るようまとめました
おうち時間でお子さんと一緒に『ものづくり』を楽しみませんか?
一緒に試行錯誤しながら色々なもので染め物をしてみましょう♪
【草木染めをした布で優しく自然な色合いの小物を作っています】
今回は身近にあるものを染料として草木染めしていきますが、染料は商品として購入することもできます
市販品の方が安定した色合いが楽しめます
調味料ターメリックを使った草木染めをするときの5つのポイント
- 出来ればよく晴れた日にする
- 染料で染める前に前処理をする
- 染料に入れたら沸騰しないように火加減をして、時々菜箸で揺り動かす
- 染料で染めた後は、媒染液で色止め・発色効果を高める
- 濃い色を出したい場合は染料→媒染液の作業をもう一度繰り返す
ターメリックっていう調味料でターメリックライスを作ろう!!!
いいねぇ♪
知ってる?ターメリックって料理だけじゃなく、染料にも使えるんだって!
え!そうなの?
どうやるんだろう?
一緒にやってみようよ♪
ターメリックを使った草木染めの方法
2021年4月7日(晴れ)19.6℃
初めての草木染め・・・・
何からやっていこうかと考えて、手軽に手に入るスパイスのターメリックが思い付きました
今回はS&Bターメリック(うこん)パウダーを染料として使用しました
ターメリックの黄色を綺麗に出したいと思います
そもそも、なぜ草木染めをしたいと思ったかというと
- 家に生えてくる草木をただむしるだけじゃなく、何かに使えないか?
- 毎日の料理に使う野菜の捨てる部分で何か出来ないか?
- 自分で布を染めて、ハンドメイドを作ってみたい!!
と思ったからです
草木染めの始め方(基礎知識と道具一覧)については、
【初心者でも簡単&手軽に草木染めが始められる!】草木染めって何?必要なものは?これで草木染めのやり方がまるっと分かる!材料・道具一覧
を参照してください
ターメリックを使った煮染めの材料・道具
豆乳(前処理剤として使用)、ターメリック(染料として使用)、
ミョウバン(媒染剤として使用)、
水、ホーロー鍋、カセットコンロ、ガスボンベ、ボウル2個、
菜箸、染める物(今回は綿100%の布)
↑この草木染めキットのレビューは
>【自由研究テーマにおすすめ!】簡単にウコンで布を染められる楽しい草木染めキットを体験レビューに書いてあります
今回染める物は、ネットで購入した布(綿100%)です
すごく長いので適当な大きさに切ります
なんとなく正方形にしました
染め物の素材には、草木染めに向いているものと向いていないものがあります
❀草木染めに向いている素材❀
前処理なしで良く染まるもの | シルク、ウールなどの動物性のもの |
前処理をすると染まるもの | 木綿、レーヨン、麻などの植物性のもの (布以外・・・紙、バンブーなど) |
❀草木染めに向いていない素材❀
染まらない もしくは染まりにくいもの | ポリエステル、アクリル、ナイロンなどの化学繊維 |
染めたい布に前処理をする方法
布の汚れや糊を落とすために、ぬるま湯でよく揉み洗いして絞ります
前処理剤の豆乳(今回はキッコーマンおいしい豆乳を使用)をボウル1個に入れます
そこに切った布を10~15分浸します
今回、豆乳は原液で使っていますが、水で2倍希釈しても大丈夫です
なぜ豆乳に浸すかというと、染料はタンパク質と反応して色が付きます
今回は綿100%の植物性の布を染めるので、
人工的にタンパク質を付ける必要があるからです
15分後、豆乳に浸した布を脱水します
タンパク質が落ちてしまうので水では洗わず、豆乳から出して、そのまま水分を切ってください
なので、よく晴れた日に平置きにして干して手早く乾燥させましょう
くっさ~くなっちゃうので・・・・
豆乳による臭いや染めムラが気になるという方は、
市販品で濃染剤というものがあります
草木染めの濃染剤の種類
- ディスポン
- 濃染剤カラーアップ
豆乳に浸けた後は乾かした方が色が乗りやすいそうですが、今回は水分を切る程度にしました
次に、いよいよ染料による染色です
と、行きたいところなんですが・・・
長くなってしまいそうなので、続きは次回の記事で書くことにします
【続きの記事は、こちら↓↓↓】
最後に
ここまでの草木染めのポイントを2つおさらいします
- 出来ればよく晴れた日にする
- 染料で染める前に前処理をする
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
草木染め:煮染め一覧
材料を煮出して抽出した染料に染め物を入れ、火にかけて染色する方法草木染め:花びら染め一覧
材料を食物酢の中で揉みこんで色素を抽出した染料に、染め物を浸けて染色する方法ヒメヒオウギズイセン | なすの皮 | ブドウ |
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