以前は、様々な材料を使ってパーツを染めてランチバッグをハンドメイドしました
ランチバッグを作ってみたいけど、
パッチワークはパーツも多いし、ランチバッグのように大きなものだと材料を集めるのも大変!
もっと簡単に作れるものはないか?と思ってしまいます
- 手に入りやすい材料で、手軽に草木染めをしたい!
- 1つの材料で簡単に染め分けがしたい!
- 染め分けした布でハンドメイドしてみたい!
せっかく作るなら、可愛い色に染め分けた布でハンドメイドをしたいですよね
今回は葡萄(ぶどう)の皮のみで花びら染めをして、媒染液による染め分けを使ってパステルカラーの巾着を作りたいと思います
この記事では、
- 草木染めを使ったハンドメイド・巾着作りのやり方
- 各パーツは、ブドウの皮染めのどの媒染で染めたのか
- 簡単に出来る工程、方法
- 図解と実物の布
を画像を交えて紹介します
ブドウの皮のように捨ててしまう材料で可愛いものが作れたら楽しさ嬉しさ倍増ですよね
おうち時間でお子さんが学校で使うものなど、ハンドメイドしてみませんか?
一緒に試行錯誤しながら『ものづくり』を楽しみましょう♪
【草木染めをした布で優しく自然な色合いの小物を作っています↓】
ブドウの皮で染め分けをした布で巾着を作るときの10のポイント
- 草木染めをした布は縮まることを考慮して、大きめに裁断して染める
- 草木染めの特性として色落ちしていくので、濃い色に染まった布を使用する
- 無媒染の塩色止め・アルミ・鉄は紫、酸は赤紫、銅・アルカリは水色
- パッチワークは同系色が隣り合わないようにすると可愛く仕上がる
- 布の裏面に縫い代、開き止まり、紐通しなどチャコペンで印を付ける
- 縫い合わせるときは布の方向を確認する
- パッチワークの縫い代はアイロンでしっかり倒す
- パッチワークの布は各々の布の角がきっちり合うように縫う
- 布がずれないようにしたり、縫い代をしっかり倒したい場合はアイロンをかけたり仮縫いをする
- キルティングはパッチワークの対角線上を縫っていく
- キルティングをした縫い代は立ちやすいので、縫い代を倒して押さえミシンをする
ブドウの皮って媒染液に入れたときの色の変化がすごかったね!
一つの材料でいろんな色が出るのは面白いよね
パステルカラーで可愛いし♪
ブドウ染めだけでハンドメイドしてみよう!!
巾着:ハンドメイドパーツを草木染めしよう
草木染めした布でハンドメイドをしたかったので、生地と丸紐はコットン100%のものを使いました
- 生地→1号さらしもめん(幅約34cm、長さ約5m)
- 丸紐→オーガニックコットン太さ5㎜
草木染めをすると生地が縮むことがあるので、実際使うパーツより大きめにカットします
市販の布を使う場合は、『巾着づくりに必要なもの』に書いてある大きさで大丈夫です
草木染めをしない場合、パッチワーク用はチェックなどの柄にしても可愛いと思います♪
草木染めをした布で巾着を作る場合のパーツの大きさ
上布用42×23cm 1枚、裏布用46×23cm 1枚、
パッチワーク用25×6cm 5種類、丸紐110cm 1本
お好みの色でいいと思いますが今回は上布用、裏布用、丸紐は同じ色にしました
パッチワーク用はお好みの色で5種類染めます
好きな色に染めていきましょう♪(今回はブドウの皮で染め分けしたパーツです)
いい色に染まったら、いざハンドメイド開始です!!
今回使うパーツはこの染色にしました↓
〈パッチワーク用〉
全てブドウの皮を使った染色です
媒染は左から、アルミ、銅、鉄、酸、アルカリ
〈上布用、裏布用、丸紐〉
食塩で色止めをした無媒染です
食塩に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分に染料の色素が結びつくことによって安定し、色落ちの防止になります
※アルミ、銅、鉄、酸、アルカリなどの媒染に比べると効果が弱いです
巾着づくりに必要な材料・道具
上布用19×19.5cm 2枚、裏布用44×19.5cm 1枚、
丸紐52cm 2本、パッチワーク用22×5.5cm 5種類
ミシン、お好みの色のミシン糸、しつけ糸、縫い針、チャコペン、
糸切りハサミ、布切りハサミ、メジャー
パーツを実際に使う大きさに裁断します
※1 図解の数字の単位はcm
※2 図解の赤い点線は縫い目を出してミシンをかけるところです
上布用パーツの図解
上布は下図のパーツが2枚必要です
上布の裏面にチャコペンで、縫い代、ひも通し、あきどまりの印を付けます
写真を撮って気付いたんですが、左側に紐通しの印を付けるのを忘れていました…
印に沿って上布を裁断します
裏布用パーツの図解
裏布の裏面にチャコペンで、縫い代、あきどまりの印を付け裁断します
パッチワーク布用パーツの図解
採寸し、パッチワーク布の裏面にチャコペンで縫い代の印を付け裁断します
丸紐も裁断します
巾着:各パーツをミシンで縫い合わせる
ランチバッグ以来、2回目のハンドメイド♪
購入したミシンでパーツを縫い合わせていきます
2回目なので、
- 下糸を巻く
- ボビンのセット
- 上糸をかける
- 糸を通す
- 下糸を引き上げる
などの作業は取扱説明書を見なくても、あっさり出来ました~♪
少し確認したいときもミシン本体に図解が書いてあるので問題なく解決できます
操作や縫い目のデザインも手元のボタンで、サックリ設定可能!
縫うときはフットコントローラーが付いているので両手が使えます\(*^-^*)/
パッチワークパーツを縫い合わせる
パッチワーク布を下図のように並べて縫い合わせます
パッチワーク布を5.5cmずつ採寸し裁断します
上から2段目と4段目の布を右に一つずらします
並べた布を横に縫い合わせます
アイロンをかけて縫い代をしっかり倒します
更に下図のように縫い合わせます
1段目と2段目、3段目と4段目をそれぞれ縫い合わせます
パッチワークがずれないように、仮縫いの段階で角が合うようにしましょう
縫い合わせたものを2組作り、アイロンを掛けて縫い代をしっかり倒します
下図のように縫い合わせた2組のうち下の組をひっくり返して、縫い合わせます
この時もパッチワークがずれないように、仮縫いの段階で角が合うようにしましょう
2組を縫い合わせ、アイロンをかけて縫い代をしっかり倒します
パッチワーク布を縫い目が出るように縫う
下図のように縫い目が出るようにミシンで縫っていきます
角がずれないように対角線上に縫っていきます
角が少し寄れてしまいました
パッチワーク布に上布を縫い付ける
下図のようにパッチワーク布に上布を縫い付けます
紐通しの印が外側に来るように布の方向に気を付けましょう
パッチワーク布と上布2枚をミシンで縫い合わせてアイロンをかけます
下図のようにパッチワーク布と上布を縫い付けた縫い代を倒して押さえミシンをします
縫い代が立たないように倒して仮縫いし、ミシンで縫い付けます
表袋と裏袋の両脇を開き止まりまで縫う
表袋と裏袋を裏返して、各々あきどまりまでミシンで縫います
表袋と裏袋のあきどまりを縫う
脇の縫い代にアイロンでしっかり折り目を付けてから、ミシンを掛けます
ひも通しを縫う
表袋を裏側にしたまま、ひも通しの印に合わせてアイロンを掛けます
表袋と裏袋を外表に合わせ、ひも通しは裏袋の方へ被せます
ずれないように仮縫いをしたら紐通しをミシンで縫います
巾着に紐を通す
52cmの紐2本を引き違いに通して完成です
裏袋がついていて二重になっていたり、
パッチワークのデザインでミシンの縫い目を付けているので
かなり丈夫な作りになっています
最後にもう一度
ブドウの皮で染め分けをした布で巾着を作るときの11のポイント
- 草木染めをした布は縮まることを考慮して、大きめに裁断して染める
- 草木染めの特性として色落ちしていくので、濃い色に染まった布を使用する
- 無媒染の塩色止め・アルミ・鉄は紫、酸は赤紫、銅・アルカリは水色
- パッチワークは同系色が隣り合わないようにすると可愛く仕上がる
- 布の裏面に縫い代、開き止まり、紐通しなどチャコペンで印を付ける
- 縫い合わせるときは布の方向を確認する
- パッチワークの縫い代はアイロンでしっかり倒す
- パッチワークの布は各々の布の角がきっちり合うように縫う
- 布がずれないようにしたり、縫い代をしっかり倒したい場合はアイロンをかけたり仮縫いをする
- キルティングはパッチワークの対角線上を縫っていく
- キルティングをした縫い代は立ちやすいので、縫い代を倒して押さえミシンをする
ブドウの皮は材料一つで綺麗に染め分けが出来ます
一つの材料でパッチワークが出来たり、ハンドメイド出来たり楽しい体験しました
また、ブドウの皮は水色系や紫系のパステルカラーに染まりますので、
可愛い小物づくりに向いている材料だと思いました
この巾着は他の材料で草木染めした布や、市販の布でも可愛く作れること間違いなし!
ランチバッグより工程が少ないので挑戦しやすいと思います
次回は、マスクケースを作ります
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
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