夏になると夏野菜が美味しく、スーパーが色鮮やかになりますよね♪
実はそんな野菜でも草木染めが出来るんです
前回は玉ねぎの皮で染めました
今回は夏野菜の中でもナスの皮で染色をします
YouTubeでナスの皮を使った染色を公開中!
↑ここではミョウバンを使ったアルミ媒染を紹介しています
こちらはショート動画ですが、フルバージョンもありますので、
『ゆる~っとものづくり』のチャンネルより
高評価・チャンネル登録、是非よろしくお願いします♪↓↓↓
ナス(茄子、ナスビ)は、ナス科ナス属の一年草で旬は初夏~秋(5~10月)です
日本では70種類くらいあり、一般に流通しているものは中長ナスですが、
他にも丸ナス・長ナス・米ナス・緑ナスなどがあります
一般的なナスは皮が紫から暗紫色で、これはアントシアニンの一種のナスニンという色素です
この色素を利用します
- なすの皮を使った草木染めってどうやるの?
- 染め物を鮮やかな色に染めてみたい!
草木染めは茶色や黄色はよく染まりますがその他の色は出すのにはコツがあります
この記事では、
- 初心者でも分かるナスの皮を使った草木染めの方法
- 薄紫に染める簡単なやり方、コツ
- 鮮やかな色に染め分ける簡単な方法
を画像を交えて紹介します
今回使用するナスは、我が家の畑で採れたものです♪
ナスは、料理の際に皮むき器でしま目に剥き、
紫色の蔕(へた)や萼(がく)でも色素が採れますので一緒に取っておきます
ナスのヘタは実と茎をつないでいた固い部分で、その近くの花びらのように広がった部分がガクです
ガクの綺麗な取り方は、
ナスのヘタの付け根に包丁をあててナスを1周回すと綺麗に切り離せます
こうするとナスを無駄なくいただけますし、見た目もきれいに料理に使うことが出来ます
すべて冷凍して保存しておけるので、日頃のお料理の際に少しずつ溜めていきましょう
冷凍することで細胞が壊れてより色素が取り出しやすくなるという効果もあります
皮の紫の色は濃いですが、色素を取り出すとブドウの皮よりも薄いので多めに溜めてから染色することがポイントです
煮染めと花びら染めで染め比べますが、
特に花びら染めは火を使わないので、お子さんと安全に楽しめて自由研究のテーマにもおすすめです
おうち時間でお子さんと一緒に『ものづくり』を楽しみませんか?
一緒に試行錯誤しながら色々なもので染め物をしてみましょう♪
【草木染めをした布で優しく自然な色合いの小物を作っています↓】
- なすの皮で染め物を煮染めする(くすんだ薄紫)
- 野菜染め:なすの皮で草木染めを始めよう
- ❀草木染めに向いている素材❀
- ❀草木染めに向いていない素材❀
- ナスの皮を使った煮染めの材料・道具
- 草木染め:染めたい布に前処理をする方法
- なすの皮の染料に染め物を入れ煮染めする方法
- 紫染めの処理をしないでナスの皮染色をする
- 草木染め:媒染液を調整する
- ナス染めした布を水で洗い各媒染液に浸ける
- 紫染めの処理をした染料でナスの皮染色をする
- なすの皮で花びら染め・染料に媒染液を入れる方法(鮮やかに染め分ける)
- なすの皮で花びら染めをしよう
- ナスの皮を使った花びら染めの材料・道具
- なすの皮:花びら染めの染料に入れ染色する方法
- なすの皮の花びら染めに使った各媒染剤の量
- なすの皮で花びら染め・重ね染めで紫に染める
- なすの皮の重ね染めの工程
- 草木染め:煮染め一覧
- 草木染め:花びら染め一覧
- 草木染め:その他
なすの皮で染め物を煮染めする(くすんだ薄紫)
ナスの皮を使った煮染めをするときの9つのポイント
- 染める前に染め物を豆乳で前処理をして、平置きでしっかり乾燥させる
- 乾燥した染め物は染料に入れる前までにぬるま湯で柔らかくしておく
- ナスの皮は結構大量に用意する
- ナスの皮を煮出したら、クエン酸を加え酸性に傾けてから染める
- 染色は沸騰後5分で火を消し、そのまま30分浸けておく
- 染色をしているときは、菜箸で揺り動かし染めムラを防止する
- 鉄媒染液は他の媒染に影響してしまうので、なるべく離しておき、作業も別で行う
- 媒染後、色が薄いと感じたら、染色→媒染を気に入った色になるまで繰り返す
- 媒染後は、媒染液をしっかりと洗い落とす
畑でナスがいっぱいとれたよ
今日はナス料理だね♪ついでにナスの皮とっておこう
ナスの皮で何するの?
草木染めが出来るんだよ
野菜染め:なすの皮で草木染めを始めよう
2021年8月7日天気(晴れときどき弱い雨) 30℃ 70%
毎日の料理の際に冷凍しておいたナスの皮が溜まったので草木染めをしようと思います
溜めた皮は約6~8個分です
染める布は綿100%で、
サイズは約11×11cmが6枚と、後日ハンドメイドで使用するパーツを各染料ごとに用意します
染め物の素材には、草木染めに向いているものと向いていないものがあります
❀草木染めに向いている素材❀
◎ | 前処理なしで良く染まるもの | シルク、ウールなどの動物性のもの |
〇 | 前処理をすると染まるもの | 木綿、レーヨン、麻などの植物性のもの (布以外・・・紙、バンブーなど) |
❀草木染めに向いていない素材❀
△または× | 染まらない もしくは染まりにくいもの | ポリエステル、アクリル、ナイロンなどの化学繊維 |
染める布の重さは全部で15gです
今回は媒染液による色の違いを見ていくので、ハンドメイド用パーツは載せません
使用する媒染は5種類です
- アルミ媒染・・・ミョウバン
- 銅媒染・・・酢酸銅(自作)
- 鉄媒染・・・酸化第二鉄(自作)
- 酸媒染・・・クエン酸
- アルカリ媒染・・・重曹
ナスの皮を使った煮染めの材料・道具
綿100%の布、豆乳(今回はキッコーマンおいしい無調整豆乳)、ナスの皮(約6~8個分)、
ザル×1個、前処理用ボウル×1個、
媒染液用ボウル×5個(ボウルはステンレス製かプラスチック製かホーロー製)、
焼ミョウバン(今回はみたけの焼みょうばん)、銅媒染原液、鉄媒染原液、クエン酸、重曹、
カンロ杓子×2個(媒染液をすくう用のかき氷シロップかけるやつ1杯15ml)、
計量スプーン、水、ホーロー鍋、目盛付きのコップ、菜箸×2膳(今回は割り箸)、
キッチンスケール、リトマス試験紙
媒染液による色の違いをみるため、色んな種類を用意しました
実際にあなたが染める際は、今回の染まりあがりを見て必要な媒染液を用意してください
媒染液用ボウルも媒染液の数だけ用意します
草木染め:染めたい布に前処理をする方法
布の汚れや糊などを落とすために少量の中性洗剤をつけ、ぬるま湯でよくもみ洗いして絞りましょう(染め物の精錬)
染料が入りやすくするため豆乳:水=1:1の液をボウルに入れてよく混ぜ、そこに布を浸します(染め物の濃染処理)
染料は染め物にタンパク質が無いと染まらないので、豆乳により人工的にタンパク質をつけます(大豆たんぱく)
20~30分浸したら固く絞り、平置きでよく乾かしましょう
なすの皮の染料に染め物を入れ煮染めする方法
前処理して乾燥した布は、染色の前までにぬるま湯で洗って柔らかくしておきます
ホーロー鍋に茄子の皮とたっぷりの水(1.5ℓ)を入れ、火にかけます
沸騰後、火を弱め30分煮出します
煮てる間はナスの漬け物のような香りがします
ザルで濾してナスの皮を取り除き、これを1番抽出液とします
見た目は灰汁の色です
紫染めの処理をしないでナスの皮染色をする
先ずは紫に染める処理をしないで、そのまま染める方法です
鍋を火にかけ布を入れて沸騰後5分で火を止め、そのまま30分浸けておきます
染めムラ防止のため、時々菜箸で布を揺り動かしましょう
この間に媒染液を作ります
草木染め:媒染液を調整する
今回使う鉄と銅媒染液は自分で作ったものです
作り方は、【草木染め鉄媒染液・銅媒染液】釘や銅線を使って初心者でも簡単に出来る作り方!
の記事に書いてあります
【各媒染液の調整については、こちら↓↓↓】
ナス染めした布を水で洗い各媒染液に浸ける
30分おいたら布を取り出し染料のカスが残らないように水で洗います
水気を切るときは固く絞らず優しく押して水気を切りましょう
無媒染はここで完了です
媒染に使用する菜箸は、
鉄媒染用だけ分かるようにテープなどで印を付けて、更に鉄媒染液だけ離しておきます
水気を切った布を各媒染液に20~30分浸けます
時々菜箸で優しく揺り動かしましょう
20~30分経ったら、取り出して水でよく洗います
この時も鉄媒染だけ別にしましょう
処理をしていないので染色→媒染は1回で止めました
酸は若干ピンク系になっているものの、他はすべて薄いグレーに染まっています
紫染めの処理をした染料でナスの皮染色をする
先程の1番抽出液にリトマス試験紙を入れると弱酸性です
ここにクエン酸などを入れて酸性にします
クエン酸の量は好みの色になるまで入れましょう(今回は小さじ2~3)
1番抽出液より赤い染料です
先程と同様に
鍋を火にかけ布を入れて、沸騰後5分で火を止め、そのまま30分浸けておきます
染めムラ防止のため、時々菜箸で布を揺り動かしましょう
この間に先程の媒染液は捨てて新たに媒染液を作ります
染料に30分浸けた後、布をよく洗い各媒染液に20~30分浸けます
20~30分経ったら、取り出して水でよく洗います
この時も鉄媒染だけ別にしましょう
もし、洗い終わって色が思ったより薄いと感じたら、
- 再び染料に入れ10分煮染め後、水洗い
- 媒染液に10分入れて媒染し、水洗い
という工程を気に入った色になるまで繰り返します
今回は染色→媒染を2回しました
日陰でよく乾かしてアイロンを掛けます
\ウコン草木染めキット販売/\注文はお早めに/
画像では分かりにくいですが、
- 酸(クエン酸)は、くすんだ薄紫
- 無媒染は、酸より少し茶色系
- アルミ(ミョウバン)・銅・アルカリ(重曹)は、ロイヤルミルクティー色
- 鉄は、カフェオレ色(アルミ・銅・アルカリより黒みがある)
本来は無媒染で紫が出せるはずなんですが、濃く色が入ってしまったようです
なので、酸媒染に入れて色が落ちた方が紫になりました
各媒染液の色はこんな感じです
アルミ・銅・鉄は、色が変わりませんでした(鉄媒染の黄色は媒染液そのものの色)
アルカリは茶色、酸は薄ピンク~紫になりました
最後にもう一度
ナスの皮を使った煮染めをするときの9つのポイントをおさらいします
- 染める前に染め物を豆乳で前処理をして、平置きでしっかり乾燥させる
- 乾燥した染め物は染料に入れる前までにぬるま湯で柔らかくしておく
- ナスの皮は結構大量に用意する
- ナスの皮を煮出したら、クエン酸を加え酸性に傾けてから染める
- 染色は沸騰後5分で火を消し、そのまま30分浸けておく
- 染色をしているときは、菜箸で揺り動かし染めムラを防止する
- 鉄媒染液は他の媒染に影響してしまうので、なるべく離しておき、作業も別で行う
- 媒染後、色が薄いと感じたら、染色→媒染を気に入った色になるまで繰り返す
- 媒染後は、媒染液をしっかりと洗い落とす
ナスの皮はただ煮出しただけだと灰汁の色ですが、クエン酸で酸性に傾けると赤っぽい色になります
それで染めることにより、薄紫に染まりました
草木染めなので、鮮やかな紫 っていうのは中々難しいです
やはり優しい色に染まります
今回のように、
野菜の捨ててしまう部分でも草木染めに使えることもあるので、少しずつとっておくといいと思います
意外な色に染まるものを発見できるかもしれません☆彡
追記
なすの皮で花びら染め・染料に媒染液を入れる方法(鮮やかに染め分ける)
前回の煮染めでは媒染液による違いがあまり出ず、染め分けが出来ませんでした
もっと鮮やかに、もっと野菜の色を出したい!
と色々考え、
ナスの皮を花びら染めの方法で染色してみようと思いつきました
以前やったネギの染色のように染料に媒染液を入れて染める方法にしてみようと思います
結論から言うと大成功!!!
しかも煮染めよりも簡単に染められます
ナスの皮で染料に媒染液を入れた花びら染めをするときの9つのポイント
- 染める前に染め物を豆乳で前処理をして、平置きでしっかり乾燥させる
- 乾燥した染め物は染料に入れる前までにぬるま湯で柔らかくしておく
- ナスの皮は冷凍保存ができ、冷凍する方がより色素が取り出しやすくなる
- 不織布の中に入れた皮を食酢と共にボウルに入れ、すり潰すように色素を揉みだす(ビニール手袋着用)
- 染料に直接媒染液を入れてから染色をする
- 染色は布を2時間染料に浸ける(時々菜箸で揺り動かし染めムラを防止する)
- 鉄媒染液は他の媒染に影響してしまうので、なるべく離しておき、作業も別で行う
- 媒染後、色が薄いと感じたら、ナスの皮をすり潰し色素を足して重ね染めする
- 染色後はカスが残らないように布をしっかり洗う
なすの皮で花びら染めをしよう
2021年9月16日天気(晴れ) 26℃ 65%
再び茄子の皮を溜めて、今度は花びら染めに挑戦します
染める布は綿100%でサイズは約11×11cmが6枚、
布の重さは、パッチワーク用のパーツを含めて全部で14g
なすの皮は染め物の6倍の重さ84g使いました
ナスの皮を使った花びら染めの材料・道具
綿100%の布、豆乳(今回はキッコーマン調整豆乳)、ナスの皮(今回は84g)、
食物酢、前処理用ボウル×1個、色素抽出用ボウル×1個、
2ℓペットボトルを切った容器(染料・媒染液を入れる用)×6個、
焼ミョウバン(今回はケンエーの焼ミョウバン)、銅媒染原液、鉄媒染原液、
クエン酸(健栄製薬(株)クエン酸結晶)、重曹(マルフクケミファ(株))、
カンロ杓子×2個(媒染液をすくう用のかき氷シロップかけるやつ1杯15㎖)、
不織布、輪ゴム、ビニール手袋、計量スプーン、水、計量カップ、
菜箸×2膳(今回は割り箸)、キッチンスケール
媒染液による色の違いをみるため、色んな種類を用意しました
みなさんが染める際は、今回の染まりあがりを見て必要な媒染液を用意してください
染めたい布に前処理をする方法は煮染めと同様なので参照してください
なすの皮:花びら染めの染料に入れ染色する方法
前処理して乾燥した布は、染色の前までにぬるま湯で洗って柔らかくしておきます
冷凍保存していたナスの皮を不織布に入れます
出ないようにしっかり輪ゴムで縛りましょう
ボウルにナスの皮入り不織布を入れ、そこに食酢を250㎖加えます
不織布の中のナスの皮をすり潰すように揉みます
全体をすり潰して充分色素が抽出できたら、不織布をよく絞って取り除きましょう
不織布に入れるとザルで濾す必要が無いので楽チンです♪
抽出した色素に水650㎖を加えて、よく混ぜたものを染料とします
2ℓペットボトルを切った容器に約150㎖ずつ染料を分けます
それぞれの染料に媒染液を加えます
鉄媒染だけ離しておきましょう
なすの皮の花びら染めに使った各媒染剤の量
- 無媒染は、色止めに食塩小さじ1/3
- アルミ・酸・アルカリは、それぞれ小さじ1/3
- 銅・鉄は、それぞれ5㎖
媒染剤を入れると
右上の無媒染は変わらず、アルミは暗紫色、銅は入れる前より少し薄い赤色、鉄はくすんだ赤紫、
酸は明るい鮮やかな赤色、アルカリは中和されたのか透明に近い茶色になりました
それぞれに布を入れ、
染めムラ防止のため時々菜箸で揺り動かしながら、2時間染料に浸けます
布を取り出し、染料のカス・媒染剤が残らないようにしっかり水で洗います
水で洗うと、やはりアルカリはほぼ色が付いていません
もし、洗い終わって思ったより薄いと感じたら、ナスの色素を足して染料にもう一度浸けましょう
今回は1回の染色で終わりにしました
日陰でよく乾かしアイロンを掛けます
↑花びら染めキットを作りました!
- 無媒染は、ベージュ色
- アルミは、水色
- 銅は、緑がかった薄い水色
- 鉄は、青みがかった水色
- 酸は、赤紫色
- アルカリは、ほぼ染まっていない
ブドウの染め分けのように綺麗に青系に染め分けることが出来ましたが、
色をはっきり出すために
もう少しナスの皮の量を増やすと良かったかなと思いました
同じ水色でも、丸葉藍の生葉染めでは雲一つない晴れた空のような爽やかな色に染まりました
花びら染めアルミ媒染の水色を使って猫の首輪をハンドメイドしています
布の水色の部分がナス染め、
ピンクはアボカドのアルカリ媒染、黄色はターメリックの酸媒染です
野菜染めの優しくてあったかい色が特徴の作品です
minneにて出品していますので良かったら覗いてみてください(*’ω’*)
草木染めの始め方(基礎知識と道具一覧)については、
【初心者でも簡単&手軽に草木染めが始められる!】草木染めって何?必要なものは?これで草木染めのやり方がまるっと分かる!材料・道具一覧
を参照してください
最後にもう一度、
ナスの皮で染料に媒染液を入れた花びら染めをするときの9つのポイントをおさらいします
- 染める前に染め物を豆乳で前処理をして、平置きでしっかり乾燥させる
- 乾燥した染め物は染料に入れる前までにぬるま湯で柔らかくしておく
- ナスの皮は冷凍保存ができ、冷凍する方がより色素が取り出しやすくなる
- 不織布の中に入れた皮を食酢と共にボウルに入れ、すり潰すように色素を揉みだす(ビニール手袋着用)
- 染料に直接媒染液を入れてから染色をする
- 染色は布を2時間染料に浸ける(時々菜箸で揺り動かし染めムラを防止する)
- 鉄媒染液は他の媒染に影響してしまうので、なるべく離しておき、作業も別で行う
- 媒染後、色が薄いと感じたら、ナスの皮をすり潰し色素を足して重ね染めする
- 染色後はカスが残らないように布をしっかり洗う
煮染めに比べて、
染色時間はかかるかもしれませんが、火を使わないので安全でエコに草木染めが出来ます
更に染め分けが出来るのでお子さんとも楽しめそうです\(^o^)/
追記
なすの皮で花びら染め・重ね染めで紫に染める
上記のナスの皮の花びら染めで、直接染料に媒染液を入れる方法を応用して
紫色に染めてみたいと思います
紫色は単純に青色と赤色を混ぜると出来ると考えて、
青系のアルミ媒染、赤系の酸媒染で重ねると出来るのではないかと思い付きました
染料の作り方は、ナスの皮の花びら染め・染料に媒染液を入れる方法と一緒です
重ね染めは
- アルミ入りの染料で染色をした後にクエン酸入りで染色
- クエン酸入りの染料で染色をした後にアルミ入りで染色
の2種類で試します
花びら染めをした感覚として、アルミの水色より酸媒染の赤紫色の方が色の付き方が弱いと思いました
染めた布を水洗いした時も赤系の色は落ちがちでした
なすの皮の重ね染めの工程
豆乳で前処理した布を使って、
- クエン酸入り染料で1時間染色→水洗い→アルミ入り染料で30分染色→水洗い
- アルミ入り染料で1時間染色→水洗い→豆乳に浸けて前処理・乾燥→クエン酸入り染料で2時間染色→水洗い
どちらも日陰でよく乾かしアイロンを掛けます
左がクエン酸からアルミ、右がアルミから酸です
- 酸からアルミは、アルミ媒染のみよりも濃い水色
- アルミから酸は、グレーがかった薄い紫色
やはりアルミ媒染であるミョウバンは、ナスのぬか漬けにも使われるように強く青系に染まります
また、ナスの皮の見た目は紫系に見えますが、
一つの媒染液では綺麗な紫色を出すのは難しいと思いました
ゴロゴロ野菜スープは、【子供と一緒にカンタン楽しい料理体験】GREEN SPOON徹底レビュー!口コミでも人気のおすすめミールキットの記事へ
【その他の野菜染め】
紫玉ねぎ、玉ねぎ、小松菜、赤じそ、青じそ、ウコン、カブの葉、ニンジンの葉 など
次回はパセリで染色します
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
草木染め:煮染め一覧
材料を煮出して抽出した染料に染め物を入れ、火にかけて染色する方法草木染め:花びら染め一覧
材料を食物酢の中で揉みこんで色素を抽出した染料に、染め物を浸けて染色する方法ヒメヒオウギズイセン | なすの皮 | ブドウ |
いちご | 椿 | つつじ |
シラン | 赤紫蘇(あかじそ) | ヒメヒオウギズイセンキット |
ミョウガ(茗荷) | ボケ(木瓜) | アルストロメリア |
サザンカ |
草木染め:その他
草木染めの基礎知識や媒染液、エタノール抽出、藍染に関する記事鉄媒染液・銅媒染液 | 媒染液の種類・調整方法 | 基礎知識・道具一覧 |
青じそ | 春菊 | ネギ |
丸葉藍 | ディスポン,アルミ媒染液染め比べ |
marichi-styleでは、ブログに登場するイラストでTシャツも作っています♪
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【クリエーター名『マリモ』 作品名『我々は猫だ』で検索🔍】
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